【剣盾】ヨロイビギニング バナ+コータス軸 最終1615
1.参加大会
ヨロイビギニング(7/24~7/27)
・バトル形式 :シングルバトル
・使用できるポケモン :ヨロイ島図鑑NO.001~210のポケモン
ヨロイ図鑑に登録されたポケモンのとのことで現環境の上位陣の多くが出禁となった大会になります。特にエースバーン、ゴリランダーがいないのはかなりでかいかも。
2.構築経緯
今大会のルール的に明らかに受けパが強そうなのでその対策としてHBの鉄壁ボディプレジバコイルをまず採用。磁力でムドーをキャッチして積みの起点にしてボディプレで詰める型でかなり強い(と構築当時は信じていた)
次にギミックとしてかなり強力な天候パ、特に雨パのトノグドラ対策としてチョッキマリルリと奇跡HDポリ2を採用。
また、環境的にグラスラゴリラが不在のため、草タイプが少ないことが想定されたのでフシギバナの巨大鞭撻が刺さると考え、コータスとセットで晴れパとして採用。
最後にポリ2やハピナス、ラッキーあたりがキツいので本ルール最強ポケモンであるウーラオスの一撃の型を採用して完成!
3.個別紹介
①ジバコイル(特性:磁力)@残飯
図太いH252-B252-C4 実数値(177-75-183-150-110-81)
10万V ボディプレ 鉄壁 身代わり
ぼくのかんがえたさいきょうの受けルたいさく(自分で考えたわけでもない)
エアームドを起点に積んで全抜きする予定だった型。蓋を開けるとムドーが全然おらず当たった鋼タイプは壁を貼って徹底抗戦で自害するクレッフィぐらいしか居なかったので磁力が全然活きなかった。
ようやくムドーに当たったと思った初戦で砂地獄媒体のダイアースで致命傷を負ってしまい惨敗( ´・ω・`)
そもそもボディプレが向こうにもあるのでそんなにムドー相手は安定しなかった。
たまに居たハッサムがほとんど出てこなかったので若干特性磁力の意味はあったのかと思ったけど、そもそも自分のパーティにハッサムがそんなに刺さってないので関係なかった気もする。
HB極振りのお陰で思ったよりは硬かったが環境にギャラとウーラオスが多すぎたのでかなり動きづらかった。特性頑丈にして運用した方が多分強かった。
アローラガラガラに何も出来ないためそのまま交代際に積まれて三縦されたり、ポリポリ構築用に持っていったらC↑1ポリ2のダイアタックで半分持ってかれたり情けないポケモンと化してた。
②マリルリ(特性:力持ち)@チョッキ
意地っ張りHA 実数値(207-112-100-72-100-71)
じゃれつく アクブレ とびはねる アクアジェット
対雨パ&対ウーラオス要員。単体性能は高いが、コータスの日照りと相性が悪いのが欠点。キングドラのダイジェットをチョッキで耐えてフェアリー打点でぶん殴る。ウーラオスはダイマ込みでなんとか耐えて相打ちに持っていく。A↑1ダイサンダーは辞めてください( ´・ω・`)
パーティの誰も岩打点を持って居ないのでウルガモスはマリルリで見るしか無いことが辛い。チョッキのお陰でだいたいの特殊は一撃耐えて一撃入れることが出来ていたが、物理方面は思ったより脆くアローラガラガラのポルターガイストで確2な上、向こうに素早さをだいたい抜かれていたのでサイクル戦でボロ負けした。馬鹿力と飛び跳ねるは最後の最後まで悩んでいたがバナがかなり辛かったので飛び跳ねるで正解だった気がする。
③ポリゴン2(特性 ダウンロード)@進化の奇跡
穏やかHD 実数値(192-90-110-125-161-80)
トラアタ 放電 トリル 自己再生
ジバコイルと並んで上手く使えなかった枠。そしてジバコイルと並んでアローラガラガラに手も足も出ない枠。火力に全く降ってないせいでダウンロードでCが上がらないと無振り通常ギャラすらステロが入らないと倒せないという雑魚火力。物理に全く振ってないせいで役割対象のつもりだったギャラドスの珠ダイジェットで半分以上削られ後出しが効かない状態に。もう一つの役割対象の対雨パはそこまで多くなかった上にチョッキマリルリで十分だったので役割が被っていた気がする。HBCベースで役割対象をもうちょっとはっきりさせておけばよかったなーと感じた。
④コータス(特性 日照り)@脱出パック
のんきHB 175-105-211-105-93-27
オバヒ ボディプレ 欠伸 ステロ
晴れパの起点作りコータス(テンプレ)。脱出パック型か暑い岩か割と悩んだが脱出パック型へ。脱出パックが役に立つ場面はまぁまぁあったが(アローラガラガラの攻撃を受けた上でオバヒ脱出パック発動で安全に後発を着地できたりとか)、威嚇で暴発させたり、やたらとサイキネでD↓引いて何もせずに撤退させられたり使い方が難しかったのでシンプルに暑い岩で良かったかも。脱出パックを活かし切るにはパーティにクッションが少なかった印象。
ステロ、欠伸の使い勝手はいつもどおりかなり良いとしてボディプレの火力で下手な交代をした場合に良い圧力がかけれて優秀だった。欠伸読みで出てきた一撃ウーラオスがボディプレ急所で沈んでいったのが優秀過ぎた。
一番偉かったのはその圧倒的物理耐久。日照り込みで水流連打を確定で2発耐えるのでタイプ相性をガン無視して欠伸を連打してた。数々のウーラオスがHPの減ったコータスを積みの起点にしようとして不一致のダイジェットを放ってきたが、ギリ耐えして欠伸を入れて爆アドを稼いでいった。間違いなくMVP。
控えめ H76 C252 S180 実数値(161-95-103-167-120-118)
葉緑素発動時最速スカーフポリZ抜き、通常天候時に準速65族(ハッサム、ペリッパー)抜き
リフスト ヘドロ 大地の力 眠り粉
キョダイマックスだと言ったな?あれは嘘だ(白目
巨大鞭撻の削りが採用理由のくせにダイスープを飲ませ忘れていたため通常個体のフシギバナ(恥
初戦で意気揚々とダイマックスをした瞬間に気付いたがもう手遅れだった。悲しい。ダイソウゲンもなんだかんだ強く、グラスフィールドの回復のお陰でミリ耐えして勝った試合もあったので、悪くはなかったし、体感巨大鞭撻じゃなくて負けた試合もあんまりなかったけど実はあんまり意識しないところで襷が潰せてもっと勝てたかも知れないとは少し思った。予想通り草タイプはほとんどおらずバナとたまに見るモロバレルくらいだったので巨大鞭撻の刺さりは良かったはず。キョダイマックス個体で使われてる方の構築記事を読みたいところ。
⑥ウーラオス(一撃)(特性 不可視の拳)@襷
陽気AS 実数値(176-182-120-74-80-163)
インファ 暗黒強打 燕返し カウンター
ウーラオスが辛いなら!ウーラオスで対策すればいいじゃない!という頭悪い理論により襷カウンターウーラオスを採用。大体どの相手にもウーラオスが居るのでめちゃくちゃミラーが発生した。相手にしてて思ったが、スカーフか襷かハチマキかで正解がかなり変わるためウーラオスミラーはかなり不毛な戦いだった。カウンターは読まれることもあったけど、相手視点カウンター読みで弱い技を打って、スカーフやら珠やらで返り討ちになるのを恐れたのか結構カウンターが刺さった。迷ったらカウンターと決めていたのでミラーでも精神的に楽だったのが良かった。不可視の拳の効果を忘れてる人がまぁまぁ居てそのままぶち抜かれていったのが面白かった(こっちも忘れててびっくりしてたのは内緒)
4.選出
①基本選出
バナの通りがよさそうならこれ。晴れパミラーもこれでごり押して行く。だいたいギャラかウーラオスがいるのでマリルリかウーラオスを連れていく
②対受けループ
ドヒドやムドーがいればジバコイルを選出。ラッキー入りにはウーラオスが強く出れるので選出。基本はジバコのボディプレで崩していくことを意識
③対雨パ
だいたいトノグドラなのでチョッキマリルリで何とかする。
5.大会感想
ギャラドス強い…ギャラドス強くない?珠ダイジェットでダイマバナが潰されるので基本選出が潰されまくったし大体地震持ちだったからジバコも相手が難しかった。せめて頑丈にしとくかウーラオスに雷パンチを仕込んどけばなぁとずっと思ってた。
後は岩技がないのでウルガモスがめちゃくちゃつらいのと、Aガラガラに打点0のポケモンが2体もいたのでサイクル戦が辛すぎた印象。
そ し て 出 て こ な い ム ド ー 。
6.大会結果
45戦中 28勝17敗(内3敗はこちらの回線落ち)
最高レート1663 最終レート1615(1625位)
レートってこんなに上がらないのか…と思いました。構築記事を書くような成績ではないが備忘録だしええやろ!(・∀・)
一番の勝因は朝早起きして廃人連中が居ない時間に潜ったことだと思いますので夜にやると多分負け越します。実際レート1700近い格上にはだいたい返り討ちにされてたし。みなさんも午前中のうちに潜りましょう。
次の大会は基本選出をしっかりイメージすることと対戦前にパーティをしっかり確認することで最終3桁順位or最終レート1700を目指して頑張りたいと思います。